【ニュース】 古民家再生協会群馬、「最も消滅可能性が高い村」南牧村と「南牧村古民家活用に関する連携・協力協定」を提携 群馬県南牧村

2020.09.09
古民家の再生や空き家の活用事業を手掛ける一般社団法人古民家再生協会群馬(群馬県伊勢崎市、田島正章代表理事)は9月3日、群馬県南牧村(長谷川最定村長)と「南牧村古民家活用に関する連携・協力協定」を提携した。

同村は、2006年10月より高齢化率が全国1位となっており、2014年5月8日に民間シンクタンク「日本創生会議」が発表した「消滅可能性都市」の市町村中で「最も消滅可能性が高い」と指摘されている。

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同村では空き家が急激に増加しているという課題も発生しており、今回の同協定締結は、空き家の課題解決・地域の活性化を図るのが目的。

協定締結にあたり、古民家再生協会群馬の田島理事長は「今後、再築を行い、その古民家の利活用によって関係人口の増加や経済の活性化(観光、雇用の促進など)を図る。日本一の限界集落が日本一訪れてみたい村までの肩書になれば最高だが、そんな目標を掲げ努力していきたい。」と語った。