【ニュース】 三菱地所ホーム、世界初の特許技術「Flat Mass Timber構法」を開発、同構法による木造注文住宅ブランド「ROBRA」を発表、第1号モデルハウスを9月5日にグランドオープン 東京都世田谷区

2020.09.04
三菱地所ホーム株式会社(東京都港区、加藤博文社長)は、世界初の特許技術「Flat Mass Timber構法(フラットマスティンバー構法)」を開発した。
これに伴い、同構法を使用した木造注文住宅ブランド「ROBRA(ロブラ)」を発表、第1号モデルハウスを駒沢公園ハウジングギャラリー(東京都世田谷区)内で2020年9月5日にグランドオープンする。

今回開発した同工法は、木と鉄骨によるハイブリッド構法。
壁や梁などの構造要素が空間内に出てくることが少ない、シンプルで頑丈な造りを実現するという。
自由度の高い設計が可能で、世界初の技術として2019年10月に特許も取得している。

202009041200

同工法では、木材と鉄骨の併用構造により、大断面の集成材厚板パネルの性能を最大限引き出すことで、シンプルな構造でも頑丈な建造物を建てることが可能。
各階層をずらした建築や、しなやかな曲線を描いた外壁ライン、連続開口など、自由自在なデザインも可能で、国産ヒノキの構造材をそのまま表面に現すことで、「木」を生かすデザインも可能としている。

また、同工法を使用して建築する木造注文住宅を「ROBRA」と名付け、2020年9月5日より販売を開始。
自由な外観設計に加え、最先端の住宅トレンドを取り入れ、広々とした一つの空間の中でワーキングライフを叶える木造注文住宅ブランドとして展開する。
「ROBRA」とは、ラテン語で木を意味するARBORを逆さにした造語で、これまでの木造注文住宅の概念を180度変える、自由さ、美しさを叶える家という意味を込めたという。

モデルハウスの所在地は東京都世田谷区深沢4-6(駒沢公園ハウジングギャラリー・ステージ1内)、交通は東急田園都市線「駒沢大学」駅より徒歩約20分など。
構造・規模はFlat Mass Timber構法・地上3階建。
建築面積は104.60㎡、延床面積は272.65㎡。