【ニュース】 浜寺諏訪森を考える会など、国の登録有形文化財「諏訪ノ森駅旧駅舎」で9月4日よりカフェ・ギャラリー・文化教室などの営業を開始 大阪府堺市

2020.08.31
特定非営利活動法人浜寺諏訪森を考える会(堺市西区、長谷川琢也理事長)は、国の登録有形文化財「諏訪ノ森駅旧駅舎」の活用策として、2020年9月4日よりカフェ・ギャラリー・文化教室などの営業を開始する。

同会と南海電気鉄道株式会社(大阪市中央区、遠北光彦社長)・堺市(永藤英機市長)・浜寺校区まちづくり協議会(堺市西区、井手口満昭会長)の4者はこれまで、同旧駅舎の保存・活用について議論を重ねてきたという。

「諏訪ノ森」駅は1907年に開業し、1919年に駅が移設され、西駅舎(今回の旧駅舎)が建設された。
木造平屋建ての小規模な駅舎ながらも、入口上方の明かり取り窓には、浜寺から淡路島に向かっての海岸の様子が描かれたステンドグラスが5枚はめ込まれるなど、工夫が凝らされている。
1998年には、浜寺公園駅の旧駅舎とともに国の登録有形文化財として登録された。
南海本線(堺市)連続立体交差事業に伴い、2019年5月からは仮駅舎に切り替えられており、2020年2月には旧駅舎の曳家(ひきや)工事を実施、現在の場所に移設している。

諏訪ノ森駅旧駅舎活の活用開始日は2020年9月4日。
所在地は諏訪ノ森駅前(堺市西区浜寺諏訪森町西二丁78番地)。
営業時間は10時~17時(不定休)。
営業内容はカフェ・ギャラリー・文化教室など。