【ニュース】 営業を続けながら保存修理工事中の道後温泉本館、「道後REBORN2020キャンペーン」を開始、「青の火の鳥」が登場し「癒し」と「エール」のメッセージを発信 愛媛県松山市

2020.08.11
松山市は、現在営業を続けながら保存修理工事を行っている重要文化財の道後温泉本館で8月7日、「道後REBORN2020キャンペーン」を開始した。

同キャンペーン期間中は、2019年4月から行われている道後温泉本館プロジェクションマッピングの期間限定スペシャルプログラムとして、ネイキッドによる「デジタル花火」と「火の鳥」がコラボした「FIREWORKS BY NAKED -火の鳥2020-」を実施。
同作には「青の火の鳥」が登場、道後温泉から「再生」や「癒し」のメッセージ、医療従事者への「感謝」や「エール」を伝えるという。
また、プロジェクションマッピングが行われている本館北面で展開中の「ウォールアート」も一新、同じく「青の火の鳥」を描いた幅約3ⅿのアートパネルが登場した。

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道後REBORNプロジェクトのシンボルで、手塚治虫のライフワークといえる「火の鳥」は、「永遠の生命」の象徴として、黄色や赤を基調としたカラーで描かれている。
一方、新ビジュアルの「青の火の鳥」は、困難な時代を生きる私たちに、「再生への祈り」と「エール」、医療従事者など最前線で活躍する人々への「感謝の気持ち」を込め、強いエネルギーを放ち、深い青色に変化(へんげ)を果たした。
「火の鳥」の配色が変わったのはこれが初めてで、プロジェクションマッピングでは美しいネイキッドのデジタル花火と華麗な競演を見せている。
初日となる8月7日、集まった人々は、ソーシャルディスタンスに注意しながらも、スマホやカメラを片手に、新たなデジタルアートの世界に魅入っていたという。

さらに、道後温泉本館北面の工事用仮囲いを装飾している「ウォールアート」もリニューアル。
幅約3ⅿのメインパネルには、大きく宇宙を飛翔する「青の火の鳥」が描かれ、プロジェクションマッピングと共に「感謝」や「エール」を伝えている。

道後温泉本館プロジェクションマッピング スペシャルプログラム「FIREWORKS BY NAKED -火の鳥2020-」の上映日時は2020年8月7日~12月27日の18時30分~21時30分。
観覧無料、レギュラープログラムと15分ごとに交互に投影。