【ニュース】 夏の風物詩「錦帯橋の鵜飼」が6月23日から開催、感染予防対策として今年限定の貸切「プライベート鵜飼」を7割乗船で実施 山口県岩国市
2020.06.19
夏の風物詩として知られる「錦帯橋の鵜飼(うかい)」が、6月23日~9月10日に山口県岩国市で開催される。
「錦帯橋の鵜飼」は例年、錦川の鮎漁解禁の6月1日に合わせて開幕していたが、今年は新型コロナウイルスの影響で開始が延期されていた。
今年は、新型コロナウイルス感染防止に配慮し、遊覧船は家族や友人での貸切のみの運航となる。
鵜飼とは、鵜を使って鮎を獲る漁法。
鮎漁が解禁となる夏の夜、清流・錦川に架かる日本三名橋のひとつ、錦帯橋のたもとで行われる。
錦帯橋の鵜飼の起源はおよそ400年前、寛永年間(江戸時代初期)と言われているが、現代の鵜飼は、昔ながらの漁法をできるだけ再現し、夏の限られた期間、遊覧船(屋形舟)に乗って観賞してもらうもの。
夏の夜空の下、美しくライトアップされた錦帯橋を背景に、鵜船のかがり火が錦川の川面に映る中、烏帽子や腰蓑など古式豊かな衣装に身をつつんだ鵜匠(うしょう)が、巧みな手綱さばきで鵜をあやつる幻想的で神秘的な光景が楽しめるという。
鵜飼遊覧の運航期間は2020年6月23日~9月10日、運航時間は19時~21時(約2時間)。
税込料金は、大人(中学生以上)が2,200円、小人(小学生)が
1,100円、小学生未満の幼児は2名で1名分の小人料金(2歳以下は無料)。
なお、貸切船のみとし、乗合船は運航しない。
大人4名以上から予約可能、1日8組限定(3名以下の場合は、大人4名の料金となる)。
なお、「ゆかたDAY」では、浴衣で乗船する人のお得なプランも設定した。
開催日は6月27日、7月1日~7日・21日、8月5日。
7月1日~7日は「七夕鵜イーク」として特別イベントを開催予定。
「ゆかたDAY 浴衣を着て来てお得Aプラン」は、大人が乗船料+お弁当+お茶代で税込3,200円、小人が乗船料+お弁当+お茶代で税込2,200円(小学生のみ)、申込は4名以上。