【ニュース】 羽田みらい開発、「天空橋」駅直結の大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」を7月3日に開業 東京都大田区

2020.06.18
鹿島建設や大和ハウス工業など9社が出資する羽田みらい開発株式会社(東京都大田区、山口皓章社長)は、羽田空港跡地第1ゾーン整備事業で、京急・東京モノレール「天空橋」駅(東京都大田区)直結の大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」(略称:HICity、エイチ・アイ・シティ)を2020年7月3日に開業する。
同日より共用空間を開放、施設と店舗テナントは同日より順次営業を開始する。
グランドオープンは2022年の予定。

HICityは、羽田みらい開発株と大田区が官民連携で開発する、「先端」と「文化」の2つをコア産業とするプロジェクト。
羽田空港に隣接し、国内外への情報発信に優位な立地を最大限に活かすことで、新たな体験や価値を創造・発信する未来志向のまちづくりを推進する。
世界をリードする国際産業拠点としてモビリティ、健康医療、ロボティクスなどに関する「先端」産業を核とした企業を集積し、食、音楽、観光などに関する多彩な日本「文化」を発信するという。

同施設内には、新業態に取り組む店舗、日本初店舗、商業施設初出店店舗が集結。
デジタルアートの活用、没入型の演出、最新MR技術などによって日本文化を体感できる体験型商業施設や、戦闘機のフライトシミュレーターでの飛行体験など先端技術を体験できる施設、日本の食文化の原点(ルーツ)をテーマにした日本食体験レストランなどが出店する。

また、各建物を結ぶイノベーションコリドーには、日本庭園の配植をベースにした植栽や、花札の絵柄に現代モダンアートの要素を加え、日本の四季折々の音を奏でる「花燈籠」を設置。
施設の屋上には足湯スカイデッキを整備、羽田空港を望む絶景を楽しむことができるという。

「HANEDA INNOVATION CITY」(略称:HICity、エイチ・アイ・シティ)の所在地は東京都大田区羽田空港1丁目1番4号、交通は京急・東京モノレール「天空橋」駅直結。
敷地面積は約5.9ha(羽田空港跡地第1ゾーン全体では約16.5
ha)、延床面積は約13万1,000㎡。
規模は地上11階・地下1階。