【ニュース】 大和証券グループの大和フード&アグリ、みらいの畑からに資本参加、トマトの生産を開始 大分県玖珠町

2020.05.29
株式会社大和証券グループ本社(東京都千代田区、中田誠司社長)の100%子会社で農業関連事業を手掛ける大和フード&アグリ株式会社(東京都千代田区、越智研至社長)は、株式会社みらいの畑から(大分県玖珠町、久枝和昇社長)に資本参加、大分県玖珠(くす)町でトマトの生産を開始した。

大和証券グループは、2018年度からスタートした新中期経営計画で、伝統的な証券ビジネスを核としながら、外部ネットワーク、周辺ビジネスの拡大・強化によるハイブリッド型総合証券グループとしての「新たな価値」の創出を目指しており、大和フード&アグリはその一環として2018年11月に設立。
2019年春、熊本県でベビーリーフの生産設備を取得したことを皮切りに農業生産ビジネスに参入、2020年春には株式会社平洲農園(山形県川西町、東宣雄社長)に資本参加、自社グループが自ら手掛ける農業生産ビジネスに参入している。

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みらいの畑からは、2014年8月の設立以来、大規模栽培ハウス(圃場面積約1ha)でトマトを生産し、出荷を行ってきた。
今回、大和フード&アグリは、みらいの畑からに資本参加し、大和フード&アグリが有する大規模園芸設備を利用した栽培・運営ノウハウと、玖珠町の夏でも冷涼な地理的優位性を活かし、夏から初冬にかけてトマトを生産するビジネスを開始。
みらいの畑からの圃場は、平洲農園に続き、大和フード&アグリが自ら農業生産ビジネスを手掛ける2か所目の圃場となる。

大和フード&アグリは今後も、農業法人の経営に参画し、大規模化や効率化を追求することで、日本が解決に向けて取り組むべき社会課題の一つである農業の活性化に貢献するという。