【ニュース】 谷上プロジェクト実行委員会、「谷上」駅周辺で新たな取り組み「KOBE BE*美 TOWN」を6月1日より開始、美容店舗を集め「谷上=美のまち」を訴求 兵庫県神戸市

2020.05.27
谷上プロジェクト実行委員会(神戸市北区)は、6月1日に北神急行電鉄北神線が神戸市営となるタイミングに合わせ、神戸電鉄・北神急行「谷上」駅周辺で新たな取り組み「KOBE BE*美 TOWN」を開始する。

神戸市北区の谷上地区は六甲山系の北側に位置する、自然豊かな田舎まち。
ホタルが住むなど美しい自然があるにもかかわらず、「新神戸」駅からは1駅、「三宮」駅からは2駅で、関西国際空港からは1時間ほどでアクセスできることから「日本一アクセスが良い田舎」とも呼ばれている。
一方、大きな集客施設が無いことに加え、働く場も少なく、北神急行の運賃が高いことなどから、思うように発展していないという。

同実行委員会では昨年、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングで資金を集め、起業家育成とコミュニティ形成のためのコラボレーションスペース「.me(ドットミー)」を「谷上」駅構内に整備。
カフェのようなくつろぎ空間に企業家やクリエイターなどが集まり、コワーキングスペースとして賑わっているという。

こうした中、北神急行電鉄北神線が6月1日より市営化。
運賃は「新神戸」~「谷上」駅間が370円から280円へ、「三宮」~「谷上」駅間が550円から280円へと、大幅に値下がりする。

今回新たに開始する「KOBE BE*美 TOWN構想」では、「谷上」駅やその周辺に美容に関する店舗を集めることで「谷上=美のまち」というイメージを定着させ、来訪者を増やし、盛り上げていこうというもの。
4店舗が新たに「谷上」駅にオープンする。
日本の消費を握る女性と経済を支える女性の両方をターゲットにすることで、さらなる発展を期待しているという。