【ニュース】 長崎県、来春、高校等を卒業する新規就業者に低廉な家賃の住宅を提供する支援施策を始動、県営住宅や民間の賃貸住宅の空き家を活用 長崎県長崎市

2020.05.12
⾧崎県土木部住宅課は、県営住宅や民間の賃貸住宅の空き家を活用し、低廉な家賃で新規就業者へ住宅を提供する支援施策「ナガサキSTARTハウスプロジェクト」を始動する。
来春、高校等を卒業する新規就業者の県内就職を図るのが狙い。

同取り組みで提供する県営住宅団地と戸数は、三重団地7戸、毛井首団地12戸、矢上団地10戸の計29戸(何れも長崎市内)。
本来、公営住宅への入居は、住宅に困窮している世帯等に限られるが、今回、国土交通省九州地方整備局⾧より、地域対応活用計画の承諾を得て、新規就業者の入居が目的外使用により可能になったという。

合わせて同取り組みでは、民間の賃貸住宅も活用、協力不動産会社の登録を募集する。
登録の条件は、宅地建物取引業の免許を有し、自社の管理物件(仲介のみの物件は除く)で新規就業者(高卒等)の県内就職を促す魅力的な特典を付加した物件を概ね10件以上提供できること。
魅力的な特典の例は、家賃値引き、設備(Wi-Fi、モニター付インターホン等)追加、家具家電付きなど。
1次募集期間は5月13日~29日(2次募集は今後検討)。

問い合わせは⾧崎県土木部住宅課まで。