【ニュース】 スズモク、断熱性能に優れた「パッシブハウス認定住宅」を完成、2021年3月まで一般公開予定 茨城県坂東市

2020.04.14
住宅会社の株式会社スズモク(茨城県坂東市、鈴木尚美代表)は、昨年から日本でも認定が可能となった「パッシブハウス認定住宅(申請中)」を建築、2020年4月に完成、2021年3月(予定)まで一般公開する。

パッシブハウス(Passive house)とは、ドイツパッシブハウス研究所が規定する、性能認定基準を満たす断熱性能に優れた省エネルギー住宅。
「自然の力を利用して、少ないエネルギーで、ガマンしない暮らし。」を可能にする住宅だとしている。

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冬季の茨城県の平均気温は全国的に見ると暖かいが、12月~3月には0度を下回る日が半分ほどに達する。
しかし、「もったいない文化」が根付く茨城では最低限の暖房しか使わないため、隣の部屋との温度差が5度、トイレや脱衣室では10度近くの温度差が出ることもあり、ヒートショックや室内の低温が原因の免疫力低下、結露によるアレルギー物質の増加など、不健康な問題が解決できていないのが現状だという。

今回完成した同住宅は、住宅から熱が逃げないだけでなく、自然の熱を取り入れ、夏は熱を入れず、エアコンだけに頼らず自然の力を最大限活用するとしている。