2020.04.10
株式会社レノバ（東京都中央区、木南陽介社長）・コスモエコパワー株式会社（東京都品川区、野地雅禎社長）・JR東日本エネルギー開発株式会社（東京都港区、中島等社長）・東北電力株式会社（仙台市青葉区、樋口康二郎社長）が出資する秋田由利本荘洋上風力合同会社（秋田県由利本荘市）はこのほど、由利本荘市沖で進めている洋上風力発電プロジェクトで、三菱重工業グループのMHI Vestas Offshore Wind A/S（デンマーク・オーフス市）が開発した風力発電設備の採用を決定した。

同プロジェクトは、設備容量約700MWを予定する日本最大級の洋上風力発電プロジェクト。
2015年より検討を開始し、2016年に秋田県が策定した「第2期秋田県新エネルギー産業戦略」をふまえ、事業計画を策定した。

その後、2016年より風況観測を開始し、2017年より漁業者と共に風車の最適配置に必須の海底地盤調査を開始するとともに、環境影響評価の手続き、地域の人々への説明会を実施している。
現在、同合同会社では、地域住民や漁業者など地元産業界との対話を重ねながら、地域貢献のあり方の協議、環境影響評価を含む各種調査や技術仕様の検討等を進めているという。