【ニュース】 積水化学工業と長谷工不動産、「自衛隊札幌病院」跡地を取得、災害に強いサステナブルなまちづくり「札幌平岸リードタウン(仮称)」の開発に着手 北海道札幌市

2020.02.28
積水化学工業株式会社住宅カンパニー(神吉利幸プレジデント)と株式会社長谷工不動産(東京都港区、天野里司社長)は、「自衛隊札幌病院」跡地(札幌市豊平区)を取得、「SEKISUI Safe&Sound Project」として災害に強いサステナブルなまちづくり「札幌平岸リードタウン(仮称)」の開発に着手する。

両社は今年1月に同土地を国有財産二段階一般競争入札で落札。
2月14日付で国と売買契約を締結した。

「札幌平岸リードタウン(仮称)」では、約4万8,500㎡の敷地に戸建分譲住宅や分譲マンションの他、商業施設、医療施設を建設する複合型の開発を計画、住・商・医が徒歩圏内に揃った地域のシンボルとなるコンパクトシティを目指す。

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同土地は、札幌市南東部に位置し、札幌市営地下鉄南北線「南平岸」駅より徒歩約8分。
「さっぽろ」駅まで7駅・11分という利便性の高さに加え、天神山緑地や精進河畔公園等の豊かな緑を兼ね備えた、人気の高い地域だという。

まちの地下部分は、積水化学工業のインフラ技術で基盤を整備し、地上部分は電力・飲料水等の確保で在宅避難が可能なレジリエンス機能を備え、積雪地域でも安心して快適に暮らせる住まいの提供を予定している。

また、多彩な商業施設により、地域経済の活性化に貢献するだけではなく、セキスイタウンマネジメント株式会社(東京都港区、山地晋二朗代表)による地域コミュニティの形成、管理運営など豊富なサポートを通じ、周辺地域を含めたまちの魅力の維持・向上に努めるという。

「札幌平岸リードタウン(仮称)」の所在地は札幌市豊平区平岸1条11丁目、交通は札幌市営地下鉄南北線「平岸」駅より徒歩10分、同「南平岸」駅より徒歩8分。
敷地面積は4万8,496.06㎡、延床面積は約3万6,700㎡。
建築概要は戸建分譲住宅31区画、分譲マンション228戸、商業施設(家電量販店・食料品小売業・飲食店)延床面積約6,700㎡、医療施設(病院・クリニックモール)延床面積約7,200㎡。
全域の竣工は2024年の予定。