【ニュース】 五島市、旧戸岐小学校半泊分校の活用事業者を募集、美しい海と素朴な教会がある小さな集落の校舎 長崎県五島市

2020.02.04
五島市は、平成18年3月に閉校となった旧戸岐小学校半泊分校の活用事業者を4月30日まで募集する。
同市では、同施設の空き教室等を活用し、半泊地区の豊かな自然、営みなどを体感でき、同市の魅力を再認識する場づくりにつなげていきたいという。

同施設が所在する半泊集落は五島列島福江島の北西部に位置する、江戸末期、潜伏キリシタンの数家族がキリシタン弾圧から逃れるため大村藩からやってきたものの、全員が住むには狭すぎたため、半分は別の地に移住し、半分がこの地に留まったことから、「半泊」と呼ばれるようになった場所。
居住者は10人未満(2019年12月末現在)。

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事業の条件等は 「応募者が半泊分校を活用した計画を策定し、運営する事業であること。ただし、現在活用している『公衆用トイレ』『地域住民の緊急避難場所』としての機能を維持すること」「地域の活性化に資する事業であること」「事業に伴って必要な改修等は、すべて事業者の負担により実施すること」など。

現地見学期間は2月3日~28日、質疑書の提出期限は2月28日、募集期間は2月3日~4月30日、応募者プレゼンテーションは5月下旬、事業者決定通知は2020年6月下旬、基本協定書の締結は7月中旬。
施設の所在地は長崎県五島市戸岐町1180番地。
敷地面積は934㎡、建物は校舎(RC造・1階建、226.32㎡、昭和46年2月建築)。
詳細は五島市公式ホームページ「まるごとう」を要参照。