【ニュース】 下関市など、「下関三海の極味弁当」2種類の完成お披露目会を1月27日に開催、1月29日より下関駅前の「ゆめマート下関駅」で販売を開始 山口県下関市

2020.01.29
下関市(前田下関市長)などは、「下関三海の極味弁当」2種類の完成お披露目会を1月27日に開催した。
同弁当は、1月29日より下関駅前の「ゆめマート下関駅」のお土産売り場で販売を開始。
2月28日~3月1日にかけて東京の代々木公園で行われる日本最大級の海産物イベント「魚ジャパンフェス2020」でも販売・PRを行う。
また、首都圏の飲食店と連携した新たな弁当、メニューの開発も目指し、検討を進める予定だという。

同市は、本州の西の端、三方を海に開かれた、ふぐの本場。
「ふく」は「福」と通じることから下関では「ふぐ」を「ふく」と呼んでいる。
日本海、瀬戸内海、その両方の海をつなぐ関門海峡、潮流の厳しい海峡や温度差の違う海によって育まれた海の幸は、ふくやのどぐろをはじめ他にはない質の高さ、種類を誇るという。

202001291000

同市では、この三つの海の個性が響き合う環境によって育まれた魚介類や職人の高い技術に裏打ちされた下関の海産物の魅力を多くの人に味わってもらうため、「下関三海の極味」(しものせきみつみのきわみ)と名付け、2018年秋にオフィシャルサイトを開設、ブランド背景や下関の生産者、料理人、加工に携わる人々の紹介や、素材を生かしたメニューを開発・提供を行ってきた。
今回開発した2種類の弁当は、もっと手軽に多くの人に「下関三海の極味」を味わってほしいとの思いから開発したもの。
弁当の開発物語は「下関三海の極味サイト」で紹介している。

開発にあたっては、食文化に精通し、駅弁の記事なども執筆するマッキー牧元氏に監修を依頼。
開発・製造は公募の結果、下関の食の歴史を100年以上培ってきた老舗料亭「古串屋」(山口県下関市、神在邦幸会長)が選ばれた。

開発した弁当は「下関三海の極味 三昧」と「下関三海の極味 ふく・うにづくし」の2種類。
12種類もの品目の入った「下関三海の極味 三昧」は、ふく・うに・はも・さわら・たこ・あじなど下関を代表する素材を、全国の名店を食べ歩き取材してきたマッキー牧元氏の見識と明治四年創業老舗料亭「古串屋」の実力で味付けされた、下関を味わう究極の弁当。
完成お披露目会では、見た目の美しさに加え、その味にも感嘆の息がもれ聞こえたという。
一方、ふくとうにという贅沢な海産物をコラボした「下関三海の極味 ふく・うにづくし」は、ふく・うに各々2品目に加え、ふくめし・うにめしも入った下関を象徴する2素材を堪能できる弁当に仕上げたとしている。