【ニュース】 小田急電鉄、MaaSアプリ「EMot」で「デジタル箱根フリーパス」を発売、3月10日までの実証実験 神奈川県箱根町

2020.01.07
小田急電鉄株式会社(東京都新宿区、星野晃司社長)は1月6日、MaaSアプリ「EMot(エモット)」で「デジタル箱根フリーパス」を発売した。
実証実験として、今年3月10日までの販売を予定している。

「デジタル箱根フリーパス」は、「EMot」のチケットストアで販売する電子チケット。
同社が販売する既存の「箱根フリーパス」同様、「発駅~小田原駅の小田急線往復きっぷ」「箱根エリアの8つの乗り物が乗り降り自由」「箱根山内の温泉や観光施設など約70スポットでの優待・割引」がセットになったチケットだという。

チケット購入後は、複合経路検索結果にデジタル箱根フリーパスの購入情報が反映されるほか、スマートフォン画面を窓口等で提示することでスムーズに現地での観光が楽しめる。
さらに、箱根山内の割引優待施設をプロットしたマップから、手軽に各スポットのホームページへ遷移することも可能だという。

なお現在、箱根登山鉄道「箱根湯本」~「強羅」間・箱根登山ケーブルカー「強羅」~「早雲山」間ではバスによる代替輸送を実施しているが、「EMot」の複合経路検索結果には、バス代替輸送に関するダイヤも表示する(代替輸送ダイヤ情報が改正された場合、複合経路検索結果への反映に数日要する場合あり)。

料金例は新宿発着・2日間有効で大人5,700円など。