2019.12.23
全国でホテル事業を展開する株式会社ベッセルホテル開発（ベッセルホテルズ、広島県福山市、瀬尾吉郎社長）は12月21日、ベッセルホテルズで4つ目となる新ブランド「レフ熊本 by ベッセルホテルズ」（熊本市中央区、田島正夫支配人）をグランドオープンした。

新ブランド名称の「REF」は、Regional（地域）・Experience（経験・体験）・Flexible（自由に、柔軟に）の頭文字に由来したもの。
その土地にある自然・芸術・工芸や食文化など、地域の個性を掘り出すことで、利用客に旅の本質的な価値を提供する新しいホテルブランドとしている。
2020年夏には「レフ京都八条口 by ベッセルホテルズ」、同年9月には「レフ大宮 by ベッセルホテルズ」を開業予定。

水資源の豊かな熊本でグランドオープンした同ホテルのコンセプトは、「THE BATH」。
日本庭園を望む露天風呂付き大浴場には壺湯や木製風呂など多彩な風呂を用意したほか、露天風呂付き客室「プレミアムルーム」も2室用意した。

館内には、熊本にゆかりのあるアーティストによる作品や、熊本城の石垣をイメージして制作したオリジナルカーペット、熊本県産の木材を使用したファニチャーなど、その土地の魅力を感じられるアイテムを取り揃えた。
来年には、肥後手毬や竹ぼうきの制作体験ができるアートワークショップの開催も予定している。

客室は、13.8㎡～30.9㎡の6タイプ・229室を設けた。

また、「火と水の国 熊本の朝ごはん」をテーマに、熊本ならではの味わいを堪能できる多彩な朝食メニューを提供。
メニュー例は、熊本県産米の米麹と熊本地鶏・天草大王のお粥、だご汁、天草ねりもの、からし蓮根、高菜飯、肥後の郷赤たまごを使った温泉卵、郷土菓子いきなり団子、阿蘇阿部牧場の牛乳・飲むヨーグルト、天の製茶園のお茶（煎茶・ほうじ茶・紅茶）など。
営業時間は6時30分～9時30分（10時閉店）。

「レフ熊本 by ベッセルホテルズ」の所在地は熊本市中央区新市街7番2号、交通は熊本駅から市電「辛島町」電停より徒歩約1分。
敷地面積は1,361.74㎡、床面積は7,844.44㎡うちホテル部分床面積は6,386.41㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上12階建て、ホテル階は2階～12階。

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レフ熊本 by ベッセルホテルズ