【ニュース】 宇部興産開発、ゴルフ場事業「宇部72カントリークラブ」を市川興業に譲渡、会員権は維持し継続して利用可能 山口県山口市

2019.12.23
宇部興産開発株式会社(山口県山口市、佐々木政伸代表)は、ゴルフ場事業(宇部72カントリークラブ、山口県山口市)を市川興業株式会社(東京都練馬区、市川金次郎社長)に譲渡する。

事業母体は市川興業に変わるが、名称や理事会組織は変わらない。
会員から預かっている預託金は全額償還するが、償還後も会員の権利は維持されるので会員としてプレイすることが可能。
これまでと同様のサービスで安心してプレイを楽しめるので、引き続き利用してもらいたいとしている。

宇部興産開発が運営するゴルフ場事業は、1960年の営業開始以来、4コースを有する西日本最大級のゴルフ場として発展し、数々のトーナメントも開催されてきた。
しかし、国内のゴルフ人口が減少傾向をたどる中、ゴルフ場業界は今後も厳しい事業環境が見込まれることから、ゴルフ場経営を主要事業とする企業に運営を委ねるべきと判断、市川興業への譲渡を決定した。

事業譲渡に当たっては、2019年12月に設立した株式会社宇部72カントリークラブ(山口県山口市、阿久刀川治社長)へ同事業を分割移管させた上で、宇部カントリークラブの全株式を市川興業に譲渡する。
株式譲渡実行日は2020年3月2日(予定)。