【ニュース】 阪急交通社、釧路湿原国立公園の遊歩道内展望台に「環境保全型トイレ」を寄贈、全国では6例目、北海道では3例目 北海道釧路市

2019.12.06
株式会社阪急交通社(大阪市北区、松田誠司社長)は12月3日、釧路湿原国立公園の遊歩道内のサテライト展望台(北海道釧路市)に「環境保全型トイレ」を寄贈した(来春より一般開放予定)。
阪急阪神ホールディングスグループの社会貢献活動「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」の一環。

「環境保全型トイレ」は、おがくずの中の微生物の力で分解を行う、メンテナンスフリーの環境に配慮したトイレ。
同社では2007年12月に屋久島に寄贈して以来、訪問者が快適に過ごせるよう世界遺産や国立公園に「環境保全型トイレ」を設置し、環境整備の一助となるように活動をしてきたという。

今回設置する「環境保全型トイレ」は、全国では6例目、北海道では3例目となる。
釧路市によると、設置場所の釧路市湿原展望台には、毎年多くの観光客が訪れており、2018年の来訪者は推定2万5,000人。
同社では昨年、釧路市に寄贈を提案し、設置の運びとなった。

設置するトイレの形状はログハウスタイプ外観、洋式便座1基。
設置場所は釧路湿原サテライト展望台付近(北海道釧路市北斗)。
竣工日は2019年11月29日。