【PR記事】 富士屋旅館、旧館が新たに登録有形文化財への登録が決定、近代和風建築を知るうえで貴重な建造物 神奈川県湯河原町

2019.11.18
際コーポレーション株式会社(東京都目黒区、中島武代表)が運営する「富士屋旅館」(神奈川湯河原町)は、同旅館の旧館(旧呼称:3号館)が11月15日に開催された文化審議会文化財分科会の審議・議決と官報告示を経て、新たに登録有形文化財(建造物)へ登録されることが決定したと発表した。

明治9年には既に温泉宿を営んでいたとされる「富士屋旅館」は、2002年に一度惜しまれつつも閉館。
17年の歳月を経て、2019年2月に生まれ変わった現在の「富士屋旅館」は、今回登録有形文化財(建造物)への登録が決定した「旧館」と、昭和20年代に京都から運んだ材木でつくったとされる「洛味荘(らくみそう)」、骨組みだけを残し新しく造り変えた「新館」の3つの建物で構成する。

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特に今回、登録有形文化財(建造物)への登録が決定した「旧館」は、現存する「富士屋旅館」の建物の中でも最も歴史が深く、現在の建物は大正12年に建てられたとされている。
藤木川に沿って建てられた二階建ての楼閣風建築には、客室の座敷飾り、縁側、廊下など外回りの建具に繊細な組子入り硝子戸が多用されるなど、上質な大正期の建築の特色が色濃く残されているという。
関東大震災でもほぼ被害を受けず優美な姿をいまに残す「旧館」は、近代和風建築を知るうえでも貴重な建造物と認められ、今回の登録に至ったとしている。

など同町では、過去に有形文化財に登録された宿が3軒(上野屋・藤田屋・伊藤屋)あり、「富士屋旅館」は4軒目の宿となる。

「富士屋旅館」の所在地は神奈川県足柄下郡湯河原町宮上557、交通はJR東海道線「湯河原」駅よりバスで約10分「藤木橋」バス停下車後すぐ。

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