【ニュース】 大和ハウス工業、JR「函館」駅前の複合商業施設「HAKOVIVA」を竣工、12月1日にオープン 北海道函館市

2019.11.14
大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、芳井敬一社長)は10月29日、複合商業施設「HAKOVIVA(ハコビバ)」(北海道函館市)を竣工した。
12月1日にオープンし、12月7日にグランドオープニングイベントを開催する。

「HAKOVIVA」は、JR函館本線「函館」駅より徒歩1分に位置し、ホテル(客室261室)と19の店舗(11月11日現在、最大24店舗出店可能)で構成する地上11階建ての複合商業施設。
建物は、ホテル棟「ステーションサイド」、店舗棟「スクエアサイド」、カフェ棟「ゲートサイド」で構成する。
防災医療拠点の機能も併せ持つという。

建物の外観は、函館独自の「和洋折衷建築物」を取り入れ、「和」「洋」「クラシック」「モダン」を組み合わせ、函館の華やかな街並みと調和するように配慮した。
建築物が周囲に与える圧迫感を軽減できるよう、「函館駅」からの連続性や「函館駅前広場」との一体性にも配慮したという。

201911141200

「スクエアサイド」と「ゲートサイド」には、飲食店や物販店など18店舗が出店。
「スクエアサイド」の1階には昭和の函館の街並みを再現した「函館駅前横丁」を設置、北海道や函館を代表する店舗が立ち並ぶ。
2階には、初心者からアスリートまで利用できるフィットネスクラブ「GOLD’S GYM(ゴールドジム)」が函館市に初出店する。

「ステーションサイド」では、ホテル「ラ・ジェント・ステイ函館駅前」(地上11階建、客室数261室)が12月1日に開業。
定員4名のデラックスファミリーツイン(16室)や、函館の海を眺望できるプレミアムツイン(6室)など多彩な客室を用意、客室の一部(4室)には、家具・家電付きのサービスアパートメントも用意する。
天然温泉の大浴場や道南の食材を用いたレストラン、バーなども併設するという。

「HAKOVIVA(ハコビバ)」の所在地は北海道函館市若松町
12-8、交通はJR函館本線「函館」駅より徒歩1分。
敷地面積は9,887.51㎡、延床面積は1万3,483.47㎡。
構造・規模はステーションサイドがRC造・地上11階建、スクエアサイドが鉄骨造・地上2階建、ゲートサイドは木造・地上2階建。
地権者は函館市・北海道旅客鉄道株式会社。
来場目標は商業施設が年間約150万人、ホテルが年間約13万人。