【ニュース】 三菱地所ホームなど、那須ハイランド別荘地で全館空調システム「エアロテック」を標準装備した貸別荘スタイルの宿泊施設を着工 栃木県那須町

2019.10.16
三菱地所ホーム株式会社(東京都港区、加藤博文社長)は、藤和那須リゾート株式会社(栃木県那須町、雪本智史社長)が管理・運営する栃木県・那須高原最大の別荘地「那須ハイランド」内(栃木県那須町)で、全館空調システム「エアロテック」を標準装備した貸別荘スタイルの宿泊施設を建築する。
竣工時期は2020年3月上旬予定。

計画地の那須ハイランドは、東北自動車道「那須」ICより約13km(約20分)に立地する、那須高原内で最大の総合リゾート別荘地。
総区画数は約5,000区画(東京ドーム約171個分)で、標高550m~1,050mに位置し、既に別荘として約1,500棟程度が建築済みだという。

今年度は、藤和那須リゾートが発注者となり、10社のコンペティションにより6社を選定、全18棟中5棟を三菱地所ホームが建築することとなった。

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同エリアを開発した三菱地所レジデンス株式会社(開発時は藤和不動産株式会社)は、2016年に日本駐車場開発グループの日本テーマパーク開発株式会社に藤和那須リゾート株式会社を譲渡。
現在は藤和那須リゾート株式会社が那須ハイランドを継続して管理・運営している。

藤和那須リゾートが運営している同エリア内の「那須ハイランドパーク」は、北関東最大の遊園地で、年間来場者数は50万人以上に達しており、同エリア内では宿泊施設が不足している状況だという。
こうした中、藤和那須リゾートでは、別荘地内の活性化と合わせ、別荘として分譲も視野に入れた貸別荘スタイルの宿泊施設を積極的に展開。
現在、その数は50棟以上に達している。

今回、三菱地所ホームが全棟に標準装備する全館空調システム「エアロテック」は、廊下やトイレも含め、棟内どこでも快適温度で、空気のバリアフリーを実現。
24時間クリーンな空気が循環し、ペットの臭いも無く、花粉やカビの胞子を97%カット、カビ・ダニの発生を抑える調湿効果もあるという。

三菱地所ホームが建築する建物の建築地は那須ハイランド内、遅山平(栃木県那須郡那須町大字高久乙字遅山3375-584他)。
計画棟数は5棟(在来工法、平屋建1棟・2階建4棟の宿泊施設)。
土地面積は205.61坪他、建物面積は28.05坪他。