【ニュース】 三菱地所レジデンスなど3社、「ノリタケの森地区計画」内の住宅街区開発「名古屋市西区則武新町3丁目計画」を着工 愛知県名古屋市

2019.08.30
三菱地所レジデンス株式会社(東京都千代田区、脇英美社長)・三菱商事都市開発株式会社(東京都千代田区、糸川裕樹社長)・野村不動産株式会社(東京都新宿区、宮嶋誠一社長)はこのほど、「ノリタケの森地区計画」(名古屋市西区)内の住宅街区開発「名古屋市西区則武新町3丁目計画」を着工した。

同計画地は、株式会社ノリタケカンパニーリミテド(名古屋市西区、加藤博社長)の創業地・本社工場跡地で、名古屋駅から北東に約1km。
都市計画提案制度に基づく地区計画決定を受けており、「ノリタケの森」を維持しながら住宅や商業施設を開発、緑豊かでにぎわいや交流のある災害に強いまちづくりを目指している。

「ノリタケの森」は、ノリタケが創立100周年記念事業として本社敷地内で2001年に開設した陶磁器に関する複合施設。
産業と文化の原風景として市民に開放されており、近代化産業遺産群に認定されている「赤レンガ建築」や「6本煙突」(陶磁器焼成用トンネル窯煙突の跡)など、歴史的な産業資源を保存している。

住宅街区開発「名古屋市西区則武新町3丁目計画」では、3社がこれまで培ってきたノウハウを活用し、地上19階建・総戸数462戸の分譲マンションを開発する。
緑豊かで、多種多様な住まいのニーズに応える住まいづくりやコミュニティ形成を行うほか、大規模敷地での歩行者の動線確保や名古屋駅方面に続く歩行者用通路の新設など、安全で快適な歩行者空間も整備するという。
物件ホームページ開設は2020年1月頃、モデルルームのオープンは2020年夏頃となる予定。

住宅街区開発「名古屋市西区則武新町3丁目計画」の所在地は名古屋市西区則武新町3丁目123-1、134、135、141-1、142-1(計5筆)、交通は名古屋市営地下鉄東山線・桜通線「名古屋」駅10番出入口より徒歩11分、名古屋市営地下鉄東山線「亀島」駅より徒歩6分、名鉄名古屋本線「栄生」駅より徒歩8分。
敷地面積は1万8,180.95㎡、延床面積は5万96.04㎡。
規模・構造は鉄筋コンクリート造・地上19階建。
総戸数は462戸、駐車場は406台、付帯施設は子育て支援施設。
間取りは2LDK~4LDK、専有面積は約61㎡~約93㎡。
販売価格は未定。
竣工は第1工区が2021年10月(予定)、第2工区が2022年11月(予定)。