【ニュース】 広田湾遊漁船組合、広田湾の「海中熟成酒」でミニサイズの提供と好みの酒類を海中熟成する持込サービスなどを開始 岩手県陸前高田市

2019.08.29
広田湾漁協の漁師で構成する広田湾遊漁船組合(岩手県陸前高田市、大和田晴男会長)は8月27日、海中熟成の酒類を手頃に楽しめるミニサイズの提供と、好みの酒類を海中熟成する持込サービスなどの先行予約を開始した。

同組合は、同市内の事業者とともに、2017年11月より広田湾海中熟成プロジェクトを創設。
日本酒やワインを海中熟成させることで味が変化する特性を活かし、消費者・飲食店向け海中熟成酒の販売や、日本でも珍しい体験型の観光サービスなどを展開してきたという。

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今回は、プロジェクトの認知と消費拡大を目指し、初の取組みとなる180mlサイズの海中熟成酒の提供と、好みの酒を海中熟成させる持込みサービスを実施する。

180mlサイズの海中熟成酒では、クラウドファンド限定で、ミニサイズ(一合瓶:180ml)の飲みくらべセット(海中熟成1本&未熟成1本)を用意。
海中熟成の持込みサービスでは、今回のクラウドファンド(MAKUAKE)で、申込者の酒を陸前高田の海で海中熟成させる。

なお同組合ではこれまで、日本酒、ワイン、ビール、シードル、ジュース(りんご・ぶどう・トマト)、ホワイトリカー、米(地元のブランド米「たかたのゆめ」、酒粕、調味料(酢・醤油・味噌・梅干)の海中熟成を実施。
様々な地域資源を海中熟成させ、観光サービスや商品化に向けて研究を行っているという。