【ニュース】 ミサワホームとミサワホーム総合研究所、調布市と「空き家予備軍アプローチ手法構築事業に関する協定」を締結 東京都調布市

2019.08.22
ミサワホーム株式会社(東京都新宿区、磯貝匡志社長)と株式会社ミサワホーム総合研究所(東京都杉並区、千原勝幸社長)は8月19日、調布市(長友貴樹市長)と「空き家予備軍アプローチ手法構築事業に関する協定」を締結した。

3者は今後、同協定に基づき、同市の空き家発生を未然に防止することを目的に、住まいのライフサイクルを通じた空き家予備軍の調査や分析、抑制対策の検討を共同で実施する。

ミサワホームは2015年、全国に開設している住まいの相談窓口「住まいるりんぐDesk」で空き家相談を開始。
この取り組みが評価され、2016年以降、東京都の空き家利活用等の啓発・相談事業者に連続して採択されている。

また、今年2月には、同市と合同で、同市在住のミサワホームオーナーとリフォーム顧客を対象に実施した「住まいの意向調査」の分析結果についてフォーラムで発表するなど、同市と連携した住宅利活用に関する取り組みも実施してきた。

今回締結した同協定では、同市を中心とした近隣エリアで、空き家予備軍の課題や意向・傾向調査を実施するとともに、分析結果から空き家発生の未然防止につながる効果的な施策の検討に取り組む。
なお今回の共同事業は、同市が企画提案し応募した東京都補助事業「令和元年度先駆的空き家対策東京モデル支援事業」にも採択されており、事業調査結果に関しては、今年度中に同市のホームページ上で公表する予定としている。