【ニュース】 東温市、公開プレゼンテーションで採択した6つの地域活性化プロジェクトが始動、市民によるまちづくりを推進 愛媛県東温市

2019.08.21
東温市ではこのほど、公開プレゼンテーションで採択した6つの地域活性化プロジェクトが始動した。

同市では今年7月11日に「令和元年度東温市市民提案活動支援事業補助金公開プレゼンテーション審査」、8月2日に「令和元年度東温市頑張る中山間地域等支援事業公開プレゼンテーション審査」を開催。
前者では、市民を主体として構成する5団体が審査に臨み、まちづくりへの熱い思いを込めて事業を提案した。
後者では、過疎化の進む同市の中山間地域を盛り上げるために設立された地域運営組織3団体が、自分たちの地域に人を呼び込もうと平成28年度から実施してきた取組の課題を解決するため、今年度実施したい事業の提案を行ったという。

審査の結果、前者で4団体、後者で2団体を補助事業として採択。
今後は各団体が、同市内各地で地域資源を生かしたイベントの開催や、新たな産業づくり、次世代を担う子どもたちの健全育成など、市民目線のまちづくり企画に取り組んでいくとしている。

東温市市民提案活動支援事業補助金採択事業(1事業当たり補助上限30万円)は、子どもたちが商店主となり子どもたちが作った商品を販売する「ガキ商店 東温子どもマルシェ」(団体名:縁・プラス、開催日:11月9日)、過疎化・高齢化の進む滑川地区の棚田を利用した「第2回滑川どろんこサッカー大会」(団体名:滑川どろんこサッカー大会実行委員会、開催日:9月23日)、過疎化する山間部の小学校跡地を小学生女子野球チームの活動拠点とする取り組み(団体名:マドンナジュニア愛媛)、愛媛県が開発した新種のデルフィニウム「さくらひめ」を活用したまちづくり企画(団体名:とうおん「さくらひめ」しあわせプロジェクト実行委員会)。

東温市頑張る中山間地域等支援事業補助金採択事業(1事業当たり補助上限50万円)は、滑川地区の楓荘を活用したイベント「楓荘の本棚をうめよう!」を開催する「楓荘から広がる!滑川サードプレイス化計画」(団体名:滑川清流クラブ)、井内地区の主要産業「シキミ」の未利用材の新しい活用法の研究や商品開発を行う「シキミ新産業プロジェクト2019」(団体名:井内区人・空・棚田を生かす会)。