2019.05.24
トランクルーム事業を手掛ける株式会社キュラーズ（東京都品川区、スティーブ・スポーン代表）は5月23日、トランクルーム市場（屋内・屋外含む）に関する市場規模と成長予測に関する調査結果を公開した。

同社が毎年実施する「Annual Supply Survey」による最新の試算では、トランクルーム市場（屋内・屋外含む）は過去最高となる590億円規模へと大きく拡大。
今後も同等の市場拡大が続くと仮定した場合、2025年には1,000億円を超える規模へと成長する可能性があるという。

同調査結果によると、トランクルーム店舗数は9,500店舗に増加し、ファミリーレストラン（9,600店舗、日本フードサービス協会 外食産業市場動向調査）の市場に肉薄。
全国のトランクルーム延べ室数は調査開始から初めて40万室を突破し、42万8,000室となった。
このうち、屋内型トランクルーム市場は、トップ3社（キュラーズ25％・ハローストレージ11％・ライゼボックス10％）が全体の約46％を占める。

2018年は、新たに350店舗以上の屋内型トランクルームがオープン、このうち32％に東京都内の出店だった。
メディア露出の増加等によって認知度が向上し、都心を中心にトランクルーム需要は更なる高まりを見せているという。