【ニュース】 日本介護旅行サポーターズ協会、高齢者・障害者が気軽に旅行ができる未来を目指し、「介護旅行シンポジウム2019」を6月21日に東京・大手町で開催 東京都千代田区

2019.05.22
一般社団法人日本介護旅行サポーターズ協会(東京都港区、糠谷和弘代表理事)は、高齢者・障害者が気軽に旅行ができる未来を目指し、「介護旅行シンポジウム2019」を6月21日に東京・大手町で開催する。
後援は観光庁・厚生労働省・公益社団法人全国老人福祉施設協議会・株式会社農協観光ほか。

同シンポジウムでは、大手旅行代理店や観光事業者などが「バリアフリーツアー」を強化する中、普及しない現状の課題や、それを実現するための方法などについて、3人のパネリストが講演。
基調講演、パネルディスカッションを行うほか、日本初となる資格制度「旅行介助士(TM)」の取得方法や、介護事業者による「保険外事業」への参入のポイントも伝授するという。

シンポジウム第1部は、基調講演「高齢者・障害者の旅行の現状」(講師:観光庁観光産業課課長補佐・坂野修一氏)の後、パネルディスカッションでは「介護士」「当事者(障害者)」「研究者」のそれぞれの立場から、介護旅行が普及するための方法を討議する。
パネリストは、海外の障害者に向けた日本観光の英語情報サイト「ACCESSIBLE JAPAN」を運営するグリズデイル バリージョシュア氏、「日本一かっこいい介護福祉士」杉本浩司氏、神戸山手大学現代社会学部観光学科教授・日本ウエルネスウォーキング協会会長・日本ウエルネス学会理事・日本観光経営学会理事・温泉ソムリエの西村典芳氏。

シンポジウム第2部では、多くの介護事業者がチャレンジしながら、いまだ大きな成功をおさめていない「旅行事業」への参入のポイントと、それによる「介護保険外事業(介護保険に頼らない収益確保)」のポイントについて、同協会の糠谷和弘代表理事(株式会社スターコンサルティンググループ代表取締役)が講義。
合わせて日本初となる資格制度「旅行介助士(TM)」についても解説する。

「介護旅行シンポジウム2019」の開催日時は6月21日13時~17時。
会場は大手町サンスカイルーム(東京都千代田区大手町2-6-1、朝日生命大手町ビル24・27階)。
参加費は第1部が無料、第2部が5,400円(税込)。
詳細は日本介護旅行サポーターズ協会のホームページを要参照。