【ニュース】 大井川鐵道、沿線にある静岡県立川根高校の生徒が企画したツアー商品「川根の自然に触れよう~川根高校生と巡る徳山の春」を3月30日に実施 静岡県川根本町

2019.03.04
大井川鐵道(静岡県島田市、鈴木肇社長)は、沿線にある静岡県立川根高校(静岡県川根本町)の生徒が企画したツアー商品「川根の自然に触れよう~川根高校生と巡る徳山の春」を3月30日に実施する。

同高校があり、大井川鐵道が走る静岡県川根本町は「少子・高齢・過疎化」が急激に進む、現代の日本を象徴したかのような町。
今回は、同町に住み・学ぶ川根高校生が、「地元の人しか知らない素朴なところを紹介したい、少し知名度は上がってきたけれどもう少しみんなに知ってほしい、現地のご案内やおもてなしもできるだけ自分たちで行いたい。」と立ち上がり、地元の人による、地元の隠れたよいところを紹介するツアーを考案した。

大井川鐵道も地元高校生の熱意に応え、2018年6月に新設した静岡営業所の機動力をフル活用、静岡市発着のツアーとして旅行商品を造成し、川根本町の活性化に寄与していくとしている。

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当日は、新金谷駅より川根高校生が合流し、自らの言葉でコースの見どころを紹介。
川根高校では学生自ら川根本町の魅力を紹介し、部活動で日々練習中の郷土芸能「赤石太鼓」を披露する。
また、学校近くにあり注目が高まりつつある新名所「桃沢の桜」を楽しみ、生徒といっしょにハイキングし、SLが畑の中を走り抜ける川根らしい風景が自慢のさわい農園を訪ね、山菜狩りを楽しむ。
川根茶の中心に位置するフォーレなかかわね茶茗舘では、川根茶の接待があり、産地のど真ん中で川根茶を堪能し、明治初期創業「光林堂」の「そぼろパン」をプレゼントするという。

「川根高校生が企画するお花見ツアー 川根の自然に触れよう~川根高校生と巡る徳山の春」の開催日は3月30日(予約制)。
募集人員は40名(最少催行人員25名)。
旅行代金は1名6,800円(大人・小人同額)、バス代・昼食代・保険代・消費税額を含む。
行程は、静岡駅南口8時~新金谷駅9時(川根高校生合流、車内でコース説明)~川根高校10時30分(高校生による地域説明、郷土芸能部による赤石太鼓演奏、校内にて昼食)学校近くにある桃沢へ生徒とともにお花見ハイキング~さわい農園(SL列車通過お見送り、山菜狩り)~茶茗舘14時50分(お茶接待、かくれた名産品「そぼろパン」をプレゼント)15時30分~静岡駅南口 17時ごろ。
問い合わせ・申し込み先は、大鉄観光サービス 静岡営業所まで。