【ニュース】 富士屋ホテル、「かながわプラごみゼロ宣言」賛同企業に登録、生分解性ストローへの切り替えなどが評価 神奈川県箱根町

2019.02.22
富士屋ホテル株式会社(神奈川県箱根町、勝俣伸社長)は2月12日、神奈川県が推進している「かながわプラごみゼロ宣言」賛同企業として、神奈川県知事より登録証が贈られた。
同社が実施している生分解性ストローへの切り替え、クリーンアップエコトレッキングなど、具体的な取り組みを複数実施していることが評価されたという。

神奈川県では、SDGs(2015年に国連で採択された持続可能な環境・開発目標)の具体的な取り組みとして、「かながわプラごみゼロ宣言」を実施。
2030年までのできるだけ早期に、リサイクルできずに廃棄されるプラスチックごみ排出ゼロを目指すといったプロジェクトが進められている。

同取り組みは2018年夏、鎌倉市由比ガ浜でシロナガスクジラの赤ちゃんが打ち上げられ、胃の中からプラスチックごみが発見されたことを「クジラからのメッセージ」として受け止め、取り組みとしてはじめたもの。
廃プラスチックによる広域的な環境汚染や、漂着ごみによる海岸の景観等の悪化は世界的に深刻な環境問題となっており、同社でも当該プロジェクトの主旨に賛同、引き続き持続的な社会貢献ができるよう努力するとしている。

なお今回、神奈川県知事より「かながわプラごみゼロ宣言」の登録証が贈られた賛同企業数は94団体(3校、10団体、81社)。