【ニュース】 飯能市、農林産物加工直売所隣接地1haでサウンディング型市場調査を初めて実施、民間事業者から事業アイデアを募集 埼玉県飯能市

2019.02.21
指定管理者制度を導入し、農林産物加工直売所を運営している飯能市は、同直売所に加え、隣接する約1haの土地で民間事業者の新たなアイデアによる事業を展開するため、サウンディング型市場調査を初めて実施する。

サウンディング型市場調査とは、行政が実施する事業の検討段階で、民間事業者との対話を通じ、事業の方向性や市場性等について広く意見やアイデアを把握する調査。
民間事業者から意見を募集することで、事業計画や公募条件等を検討する。

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今回は、加工直売所のある市内名栗地域の活性化と交流人口増加を図るため、サウンディング型市場調査への参加者を広く募集する。
対象となる土地の所在地は飯能市大字下名栗607-1付近、面積は約1ha(加工直売所敷地を除く)。

同事業では、観光的視点を取り入れた様々な体験を通じ、市内外から多くの者が集い、自然(森林、清流)と触れ合い、人々と交流できる地域の交流拠点を目指す。
合わせて、農業や林業に触れる機会を提供、地域の農林業の振興を図る拠点とするほか、「北欧文化」を体感できる空間と機会を提供する拠点、地域と連携して地域とともに発展する地域活性化の拠点も目指すという。

エントリーシートの提出期間は2月20日~3月5日、現地見学会・説明会の開催は2月28日、提案書の提出期間は3月6日~29日、対話の実施は4月4日・5日(予備:8日)、実施結果の公表は4月26日。