【ニュース】 国道340号「立丸峠」工区が全線開通、岩手県が「復興支援道路」と位置付け整備 岩手県遠野市

2018.12.04
11月29日、一般国道340号「立丸峠」工区が全線開通した。
遠野市と宮古市の間にまたがる「立丸峠」はこれまで、道路の幅が狭く、急こう配が連続し、冬季には雪崩による全面通行止めがたびたび発生する、交通の難所だった区間。

一方、東日本大震災発生時には、沿岸部の国道45号が通行止めとなる中、後方支援拠点となった遠野市から沿岸被災地へ、自衛隊や消防、物資などを運ぶ緊急輸送道路として大きな役割を果たしたという。
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岩手県では、国道340号を復興支援道路として位置付けて整備を進め、今回、立丸第1トンネルを含む2本のトンネルなどを整備した。

これにより、遠野市~宮古市間で約4kmの移動距離短縮と約6分の移動時間短縮、交通の難所である峠道の解消による安全・安心で円滑な交通の確保、救助・救援・物資輸送などの確実性の強化、さらに内陸部と沿岸部の交流人口の拡大による経済効果を見込む。

また、今年6月には宮古・室蘭フェリーが就航、新たな物流や観光交流が生まれており、県南部と沿岸北部を結ぶ交流の促進が期待されているという。