【ニュース】 YKK AP、ホテル向け高断熱樹脂窓「HOTEL MADO」を12月28日に発売、断熱性能が約3倍に向上 東京都千代田区

2018.10.30
YKK AP株式会社(東京都千代田区、堀秀充社長)は、インバウンドの増加により伸長するホテル市場に向け高断熱樹脂窓「HOTEL MADO(ホテル マド)」を12月28日に発売する。

日本政府は、訪日外国人旅行者数を2020年度に4,000万人、2030年度に6,000万人へと増加させる目標を掲げており、不足する客室数を補うため、ホテルの開業拡大が見込まれている。
一方、限られた客室空間のため、窓の近くにベットを配置するホテルも多く、特に熱の流出入が大きい窓の断熱性能は、ホテルの客室環境や快適性を大きく左右するという。

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今回発売する「HOTEL MADO」は、断熱性・省エネ性を高め、快適性に優れたホテル専用商品として開発した高断熱樹脂窓。
樹脂フレームとLow-E複層ガラスの組合せにより、従来ホテルの窓で主流だったアルミフレーム+複層ガラス窓に比べ、断熱性能が約3倍に向上する。

これにより、窓辺の冷やされた空気がベットや足元に広がる「コールドドラフト」を抑制し、宿泊客に暖か空間を提供するとともに、ホテル事業者にとっては空調効率アップによる冷暖房費用の削減も期待できるという。
また、結露の発生を抑制するため、眺望や清潔感の確保、清掃性の向上にもつながるとしている。

なお同社では、今年8月にホテルの客室と廊下間の音漏れ対策機能をもった「HOTEL DOOR(ホテル ドア)」を発売しており、
「HOTEL MADO」と合せてトータルに提案する。

「HOTEL MADO(ホテル マド)」は幅1,190mm×高さ1,172
mm、Low-E複層ガラス6mm+A12+Low-E4mm。
参考価格は14万8,500円。
売上目標金額は2019年度4.4億円。