【ニュース】 パブリックライフフェスさいたま新都心実行委員会、さいたま新都心でパブリックスペースを「使い倒す」実験フェスを10月24日まで開催 さいたま県さいたま市

2018.10.16
パブリックライフフェスさいたま新都心実行委員会は、パブリックスペースを使い倒す実験フェス「パブリックライフフェスさいたま新都心2018」を10月24日まで開催する。
同イベントは、10日間にわたり、さいたま新都心周辺のワーカーや住民・来訪者などの利用者が、くつろぎ・楽しみ・参加する未来の日常を描くというもの。

期間中は、さいたま新都心エリア(さいたま市大宮区)を東西に横断するデッキスペースなどにイスやテーブル、屋台を設置するほか、ヨガやアウトドアオフィス、遊び場などのアクティビティプログラムを企画、未来の日常的な公共空間のあり方を検証する。

さいたま新都心は2000年のまちびらきから18年が経過。
ビルやインフラ等のハード面は整ってきたが、都市間競争を勝ち抜き選ばれる都市となるためには、まち全体での連携等、ソフト面の取り組みを始める時期が来ているという。

こうした中、さいたま新都心では現在、まちの魅力や価値のさらなる向上を目指し、地元まちづくり団体「さいたま新都心まちづくり推進協議会」の有志により構成された「さいたま新都心エリアマネジメント検討会」が、エリアマネジメントの導入を検討している。

今年5月に同検討会が開催したアイデア会議では、新都心地区で働く人々から「ゆっくり滞在できる場所がない」「交流できる場所がない」といった意見が寄せられた。

今回の同イベントを主催する「パブリックライフフェスさいたま新都心実行委員会」は、同検討会のメンバーが中心となって立ち上げたもの。
準備段階では、期間中に設置するDIY屋台の製作やイスのペイントワークショップなどを実施。
多くの人々が参加したほか、地元企業も協力、クラウドファンディングでも多くの支援が集まったという。

「パブリックライフフェスさいたま新都心2018」の開催日時は10月15日~24日の平日8時~21時(24日は15時まで)・休日11時~20時。
開催場所はさいたま新都心駅周辺(さいたま市大宮区、コクーン1前~けやきひろば、雨天時の場合は中止)。
企画内容(例)は、「GARDEN DECK」(植栽販売・ヨガ体験・植栽・日陰空間演出)、「SHADE DECK」(日陰空間演出)、「PUBLIC LIFE DECK」(ロングテーブル・イロドリチェア・屋台・インフォメーション・フォトスポットほか)、「NOMADO
DECK」(テーブル・チェア・屋台・小型風力発電)、「RELAX DECK」(アウトドアオフィス・ヨガ・ヘッドスパ・屋台ほか、「RELAX DECK」のみ10月19日~24日に実施)。