【ニュース】 綜合ユニコム、全国の主要レジャー・集客施設入場者数ランキングを発表、動物園・水族館・ミュージアムが好調 東京都中央区
2018.09.05
綜合ユニコム株式会社(東京都中央区、鈴木文男社長)は、全国の主要なレジャー・集客施設を対象に運営実績と集客動向に関する独自調査を実施、集計・分析結果を「月刊レジャー産業資料」9月号のシリーズ特集「レジャーパーク最前線 集客ランキング&Park-PFI編」として発表した。
同調査結果によると、テーマパーク・遊園地・動物園・水族館・ミュージアムの入場有料施設を対象とした年間入場者数ランキングトップ10のうち、27施設が前年度実績を上回った。
5業種トップ10の総入場者数は前年度比3.6%増となり、前回調査の0.2%増よりも伸長した。
業種別でトップ10の総入場者数が前年度より最も伸びた動物園(前年度比7.8%増)は、ジャイアントパンダの赤ちゃん誕生で話題となった「東京都恩賜上野動物園」(同17.1%増)をはじめ8施設がプラス成長。
アニメとコラボした「東武動物公園」(同8.4%増)や、てんしば・あべのハルカスとの相乗効果でインバウンド客が増加した「天王寺動物園」(同3.8%増)などは新たな客層を獲得した。
これに次ぐ水族館(同6.8%増)では、屋外エリアの改装効果で集客を伸ばした「サンシャイン水族館」(197万人)、「沖縄美ら海水族館」(378万人)が過去最高を更新。
「名古屋港水族館」(222万人)は開館25周年と新施設オープンで前年度から二桁増を達成した。
テーマパークは「東京ディズニーランド・東京ディズニーシー」(3,010万人)が新アトラクション導入により3年ぶりにプラスの一方、「ハウステンボス」(288万人)は回復途上としている。
「月刊レジャー産業資料」9月号(NO.624)は2018年9月3日発刊。
A4判・縦型・130頁、定価5,500円+税。