【ニュース】 三菱地所・和歌山県・白浜町の3者、ワーケーションの推進で進出協定、三菱地所のテナント企業向けにワーケーションオフィスを運営 和歌山県白浜町

2018.08.09
三菱地所株式会社(東京都千代田区、吉田淳一社長)・和歌山県・白浜町の3者は8月8日、和歌山県におけるワーケーションの推進を目的に進出協定を締結した。
ワーケーションとは、Work(仕事)とVacation(休暇)を組み合わせた欧米発の造語。

同協定により、三菱地所は白浜町でワーケーション事業に進出、白浜町所有の白浜町第2ITビジネスオフィスを使用し、ワーケーションオフィスの運営を行う。
テナント企業向けに、都心の職場環境から離れたリゾート地・和歌山県白浜町で一定期間勤務することによるイノベーション創出や、モチベーション・生産性向上を目指すという。

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和歌山県と白浜町では2015年より、テレワークを利用し、リゾート地で一定期間働くことで、イノベーション創出やモチベーション・生産性向上を目指すワーケーションを推進しており、白浜町でITビジネスオフィスを整備、民間企業への賃貸を行っている。

今回は、今年6月に竣工した白浜町第2ITビジネスオフィスの1区画を三菱地所が賃借のうえ、内装工事を実施し、「(仮称)南紀白浜ワーケーションオフィス」を開設。
三菱地所のテナント企業が、新事業創出を目的とする「ハッカソン合宿・開発合宿型プラン」や「研修型プラン」、休暇と業務を組み合わせた「有給消化型プラン」など様々な形で利用できるように運営する。
2018年内を目途に、テナント企業が利用できる環境を整備する予定だという。

「(仮称)南紀白浜ワーケーションオフィス」の所在地は和歌山県西牟婁郡白浜町2054番地の1白浜町第2ITビジネスオフィス内、交通は南紀白浜空港より車で約3分、「南紀白浜」ICより車で約10分。
面積は約60㎡(共用会議室7坪、共用スペース30坪付帯)。