【ニュース】 京王電鉄と電気通信大学大学院の坂本真樹教授、AIを活用した新たな事業領域を開拓する共同出資による新会社を設立 東京都調布市
2018.05.28
京王電鉄株式会社(東京都多摩市、紅村康社長)は5月25日、国立大学法人電気通信大学(東京都調布市)の大学院教授・坂本真樹氏との共同出資による新会社「感性AI株式会社」を設立した。
将来的に沿線人口の減少や労働者不足など、同社を取り巻く事業環境が大きく変化することが予想されるなか、AI(人工知能)の活用による、新規事業や新たなサービスの創出について検討を進めてきた。
また、同社沿線にあり、大学発ベンチャーの育成に積極的な同大学の坂本氏は、AI研究の第1人者として、特に言葉と五感との関係性に着目、主観的であいまいな「言葉」や「オノマトペ(擬音語・擬態語)」について、AIを活用しながら、数値化し客観的に評価する研究を行っている。
今回設立する新会社では、AIに関する応用範囲の広いノウハウ・特許・分析データなどを活用。
企業や団体の新商品開発・マーケティング等の課題解決に向けたサービスを提供するとともに、沿線の大学とオープンイノベーションに取り組むことで、沿線価値向上につなげていきたいという。
感性AI株式会社の本店所在地は東京都調布市調布ヶ丘1丁目5番地1(電気通信大学内)。
資本金は4,500万円。
代表者は虻川勝彦代表取締役社長。
設立登記は2018年5月25日。