【ニュース】 浜松・浜名湖ツーリズムビューロー、浜松・浜名湖DMOのCOOを転職サイト「ビズリーチ」で募集、大井川鐵道前社長の前田忍氏が就任 静岡県浜松市
2018.05.17
公益財団法人浜松・浜名湖ツーリズムビューロー(浜松市中区、御室健一郎理事長)と株式会社ビズリーチ(東京都渋谷区、南壮一郎社長)は、浜松観光コンベンションビューローによる浜松・浜名湖DMOのCOO(事業責任者)に大井川鐵道株式会社前社長の前田忍氏が就任したと発表した。
両者は2017年11月2日~22日の期間、転職サイト「ビズリーチ」上で浜松・浜名湖DMOのCOOを募集。
前田氏はこれに応募し、応募者の中から採用が決定した。
就任後は、マーケティングに基づく戦略策定やプロモーションなどの立案、実行などの責任を担う。
前田氏は岐阜県出身の46歳。
北里大学獣医畜産学部卒業後、米国の医薬品大手メーカーに入社後、大手通販会社などを経て名古屋商科大学大学院で経営学修士取得。
2013年にエクリプス日高株式会社代表取締役に就任し、ホテル再生事業を手掛ける。2015年8月、大井川鐵道株式会社代表取締役社長に就任し事業再生の陣頭指揮を執る。
2017年10月に退任後、同年11月に静岡県浜松市内で起業し、中小企業や地域経済の活性化に向けたアドバイザー業務を手掛けていた。
今年4月に設立した「浜松・浜名湖DMO」は、最初の3年はDMOとしての基盤確立を目指し、マーケティングに基づく戦略策定、
KPI(key performance indicator、企業目標の達成度を評価するための主要業績評価指標)に基づくPDCA(plan-do-check-act)サイクルの運用モデル確立、観光地域づくりのプラットフォーム確立、収益モデルの構築や民間事業者等との事業連携を行う。
その後、DMOを中核とした観光地域づくりを地域で浸透させ、民間との協業や連携分野を拡大するなど、基盤を生かした事業展開を目指す。