2018.05.14
大和ハウス工業株式会社（大阪市北区、芳井敬一社長）と株式会社ファーストキャビン（東京都千代田区、来海忠男社長）は、飛行機のファーストクラスをイメージしたキャビンスタイルホテル「ファーストキャビン 金沢百万石通」（石川県金沢市）を2018年夏に開業する。

同施設では、カプセルタイプのファーストクラス・ビジネスクラスに加え、個室タイプのプレミアムクラスを10室導入。
プレミアムクラスは、ツインベッドの他、畳スペースに布団を敷くことで最大4名まで利用可能とし、このクラスに限り、ファーストキャビンでは初めて年齢制限を除外してファミリー層までターゲットを広げた。
乳幼児と一緒でも快適に利用できるという。

同施設が立地する上堤町は北陸一のビジネス街。
金沢駅や金沢随一の繁華街・香林坊エリアや、兼六園などの観光エリアにも近いことから、出張利用だけでなく観光利用も見込む。

建物は、「金沢百万石通」に所在し、金融機関として利用されていた築31年の建物をリノベーションするもの。
金沢ならではの素材を取り入れ、金融機関の金庫をインテリアとしてそのまま活用するなど、歴史が感じられるユニークな内装が特徴だという。

併設の直営飲食施設「Café & Bar 15」では、暖炉やグランドピアノを備えた重厚感のある空間で朝食を提供、夜はバーとして営業する。
宿泊利用者だけでなく、近隣のビジネスマンや地元の人なども利用可能で、地域に根ざした施設を目指す。

「ファーストキャビン 金沢百万石通」の所在地は石川県金沢市上堤町2-33、交通はJR「金沢」駅より北鉄バス・JRバスに乗車、「南町・尾山神社」下車後すぐ（金沢駅より1.4km）。
面積は3,237.72㎡、建物は地上9階（ファーストキャビン営業フロアは2～9階）。
キャビン数は175キャビン（男性専用99キャビン、女性専用66キャビン、プレミアムクラス10キャビン）。
事業主は大和ハウス工業株式会社、運営受託は株式会社ファーストキャビン。
開業は2018年8月（予定）。