2018.05.08
IoTを活用した駐車場マーケティング支援サービスを提供する株式会社SPOT（東京都中央区、金子素久社長）は、時間貸し駐車場のリアルタイム空車情報を配信するサービス「Smart Park」の先行予約受付を開始する。

「Smart Park」は、時間貸し駐車場の空車情報を、同社が提携するアプリやカーナビにリアルタイム配信することで、スマホで駐車場探しをするドライバーに対し、効果的なマーケティングを行うことができるサービス。
サービス開始は7月頃を予定しており、現在、先行予約キャンペーンとして、都内の駐車場に限り、初期費用無料で受付を行っている。

これまでの時間貸し駐車場は、道路上に誘導看板等を利用するなど、「自分の目で見て駐車場を探す」ドライバーに向けた広告が一般的だったが、スマホの普及とカーナビアプリの出現に伴い、「駐車場をアプリで検索する」ドライバーが大きく増加。
従来型のマーケティング手法ではリーチできない顧客層の獲得が、駐車場運営にあたっての課題になっていた。

「Smart Park」では、特許取得済のIoTセンサーにより、駐車場の満空情報を取得し、提携先アプリに情報を配信することで、安価かつ簡単に多くのドライバーにリーチ可能なサービスを開発。
センサーは満空看板に後付け可能で、システム対応に伴う設備投資負担を最小限に抑えられ、かつ15分程度で設置が完了するため、すぐに利用できる点が特徴だという。