【ニュース】 JR東日本とJAL、東北・九州間での相互送客の取組みを実施、東北・九州観光推進機構等が協力 宮城県仙台市

2017.12.28
東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、冨田哲郎社長)と日本航空株式会社(東京都品川区、植木義晴社長)は、東北エリアへの送客を推進するため、九州エリアとの相互送客の取組みを行う。

同取組みには、一般社団法人東北観光推進機構(仙台市青葉区、清野智会長)と一般社団法人九州観光推進機構(福岡市中央区、石原進会長)なども協力、鉄道と航空を盛り込んだ旅行商品を各旅行会社で発売する。
両社はこれまでにも、地域観光活性化の取組みを進めてきたが、東北エリアと九州エリアの相互送客は今回が初めてだという。

取組み内容では、JR東日本・JALが東北・九州観光推進機構等の協力のもと、旅行会社に対し地域観光素材の紹介や旅行商品設定(主に団体ツアー)の働きかけを実施。
旅行商品は、九州発で東北地方の鉄道を利用する周遊ツアー、東北発で九州地方の鉄道を利用する周遊ツアーを旅行会社が設定する(東北・九州間の移動は航空機利用)。

参加旅行会社は、JTBメディアリテーリング・クラブツーリズム・阪急交通社・びゅうトラベルサービス。
取組み期間は2017年12月~2018年3月。
2018年4月以降の実施も検討するとしている。