【ニュース】 キヤノンと宮崎キヤノン、高鍋町にデジタルカメラの新たな生産拠点を設立、2019年8月に操業開始予定 宮崎県高鍋町

2017.09.11
キヤノン株式会社(東京都大田区、御手洗冨士夫会長)と宮崎キヤノン株式会社(宮崎県木城町、増子律夫会長)は、宮崎県高鍋町にデジタルカメラの新たな生産拠点を設立することを決定、9月8日に同町と協定を締結した。
操業開始予定は2019年8月。

キヤノンは、2016年度からの新5カ年計画で、新規事業の育成と強化に取り組む一方、現行事業の再強化を図っている。
これまでも、市場変動による需要の変化に即座に対応できるよう、開発・生産間の相互連携を強化しながら、自動化の強力な推進等を通じてカメラの生産技術を磨きあげてきたという。

今回の新たな生産拠点設立は、これらの取り組みをさらに加速させるのが目的。
引き続き、同じ九州にある大分キヤノン、長崎キヤノンとも連携し、最適な生産体制を構築していくとしている。

宮崎キヤノン株式会社高鍋事業所(仮称)の所在地は宮崎県児湯郡高鍋町大字南高鍋11609番地。
敷地面積は約27万㎡、延床面積は約5万4,900㎡。
投資額は約230億円。
事業内容はデジタルカメラの製造等。