【ニュース】 東急電鉄とHuber.、東急線沿線エリアの 外国人観光客誘客強化で資本業務提携、ガイドマッチングサービスやリサーチ事業を推進 神奈川県鎌倉市

2017.06.20
東京急行電鉄株式会社(東京都渋谷区、野本弘文社長)と株式会社Huber.(ハバー、神奈川県鎌倉市、紀陸武史代表)は6月19日、資本業務提携契約を締結した。

両社は今後、東急線沿線を中心に、相互の経営資源を活用し、インバウンド事業全般で相互の事業機会創出に向けた取り組みを推進する。
Huber.は、東急グループの事業拠点で、東急グループと連携し、ガイドマッチングサービスやリサーチ事業を推進。
東急電鉄はHuber.の普通株式の割当を受ける。

Huber.は、日本人ガイドと外国人観光客を繋ぐガイドマッチングサイト「TOMODACHI GUIDE」を運営しており、2016年の東急アクセラレートプログラムの受賞企業。
「TOMODACHI GUIDE」では、ウェブサイトのチャット機能などを通じ、事前に外国人観光客の希望を聞きながら旅行プランを一緒に組み立てられることが特徴で、今年2月には東急電鉄と外国人観光客の動向調査を約1カ月間実施している。

同調査では、東急線沿線のツアーを約100件実施し、ツアー終了後に日本人ガイドへのヒアリングを行い、東急線沿線の潜在的な観光資源について調査した。
その結果、「渋谷から代官山への街並みの変化や、二子玉川の街の景観など、都会とローカルが近くにあり、さまざまな街の側面を体験できることが面白い」など、東急線沿線の新たな観光価値を確認することができたため、今回の提携に至ったとしている。