【ニュース】 京急リブコとパーク24、空き家の管理サービスでカーシェアリングや駐車場マッチングサービスを提案 神奈川県横浜市

2017.03.24
株式会社京急リブコ(川崎市川崎区、本多利明社長)とパーク24株式会社(東京都千代田区、西川光一社長)は、京急リブコが提供する空き家管理サービスで、パーク24グループが展開するカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」と予約制の駐車場マッチングサービス「B-
Times」による空き家の駐車場利活用を、4月1日より横浜市を中心に開始する。

両社による今回の取り組みは、空き家の所有者が京急リブコの空き家管理サービスを導入する際、当該物件の駐車場を「タイムズカープラス」の拠点または「B-Times」の登録駐車場として利活用提案するというもの。
これにより、所有者は賃料収入により空き家の維持コストが削減できるほか、空き家の一部利用による防犯効果の向上が期待できるとしてい
る。
さらに、カーシェアリングという移動手段や駐車場所の設置により、地域住民の生活利便性の向上にも貢献できるという。

京急グループではこれまで、少子高齢化・人口減少が進み増加する空き家問題に対し、横浜市立大学と提携した学生のコンセプト提案企画「ヨコイチ空き家利活用プロジェクト」や、オーナーに代わって空き家を巡回する空き家管理サービスを推進してきた。

一方パーク24グループは、個人所有の遊休地や商業施設等の駐車場を活用し、日本国内で約1万6,000件の時間貸し駐車場「タイムズ」を管理・運営するとともに、駐車場を活用したカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」を展開。
2016年8月には、空いている土地スペースを有効活用したい人と、外出先などで確実に車を駐車したいドライバーをマッチングする予約制駐車場サービス「B-Times」を開始している。