【ニュース】 全館リニューアル工事中の「マリンワールド海の中道」、展示内容や付帯施設などを刷新し、4月12日にグランドオープン 福岡県福岡市

2017.02.22
株式会社海の中道海洋生態科学館(福岡市東区、岡村卓也社長)は、昨年10月3日より全館リニューアル工事を実施していた「マリンワールド海の中道」(マリンワールド、福岡市東区)を4月12日にグランドオープンする。

マリンワールドは、平成元年のオープン以来、福岡市内唯一の水族館として多くの人々に親しまれてきた。
新しいマリンワールドは、「展示の進化」「空間演出の強化」「施設の快適性の向上」により、海をより身近に感じられるリゾート施設へと生まれ変わるとしている。

今回のリニューアルでは、展示のテーマを従来の「対馬暖流」から「九州の海」へと変更。
荒波と気泡で躍動感と臨場感を演出する「玄海灘水槽」を目玉とし、九州各地の多様な海を表す水槽で、約350種類・3万匹の生物を展示する。
その他、博多湾を背景としたショープールでは、観客席側に新たにステージを設けることで、より迫力感のあるアシカやイルカのショーが楽しめるという。
20170222マリンワールド海の中道

新たに設置する情報発信拠点「情報ひろば うみのたね」では、子どもから大人まで、生態系や自然環境への学習機能を果たす。
また、山間部の水源を再現した「阿蘇 水の森」は、森と海の有機的な繋がりを感じられる空間として誕生する。

空間演出の強化では、今回のリニューアルオープンのシンボルとなる高さ15mの「滝と緑のセンターガーデン」をエントランスに設け、水と緑で彩ったリゾート空間を演出。

施設の快適性の向上では、レストランやショップの全面リニューアル、トイレの改修やパウダールームの新設、多言語対応の強化等を実施し、すべての利用客がより快適に海の世界を楽しめる施設に生まれ変わるという。

「マリンワールド海の中道」の所在地は福岡市東区大字西戸崎18番28号(国営海の中道海浜公園内)。
グランドオープン日時は平成29年4月12日の9時30分。
投資額は約30億円。