【ニュース】 JR九州、11番目のD&S列車「かわせみ やませみ」のサービス内容を発表、車内で「360°カメラによる迫力の映像」を提供 熊本県人吉市
2017.01.31
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、青柳俊彦社長)は1月30日、同社11番目のD&S(デザイン&ストーリー)列車となる「かわせみ やませみ」のサービス内容を発表した。
「かわせみ やませみ」は、3月4日より熊本~人吉間で運行を開始する特急列車。
列車内から「人吉球磨を感じる旅」をテーマに、人吉球磨産の美しい桜色のヒノキや杉をふんだんに使用した車内で、地元の人々と同社が作り上げた「こだわりのおもてなし」を提供するという。
車内サービスでは、「360°カメラによる迫力の映像」を提供。
「翡翠(かわせみ)」「山翡翠(やませみ)」の気持ちになって球磨川上空を自由に飛んだり、ラフティングに乗ったかのような疑似体験が楽しめる映像を用意した。
映像は1号車「かわせみやませみコーナー」に設置予定のタブレット端末とVRゴーグルで視聴可能。
その他、常時3銘柄が楽しめる「焼酎BAR」や、球磨焼酎酒造組合による車内での焼酎PRを行うほか、2号車ビュッフェでは、土日祝日限定で
「球磨の四季彩弁当と郷土料理つぼん汁セット」、オリジナルスイーツセット「くまのスイーツボックス」、球磨焼酎おつまみセット「くまの宝箱セッ
ト」などを販売。
また、全工程国産にこだわり、美しい縫製に定評のあるHITOYOSHI株式会社が制作した「かわせみ やませみオリジナルシャツ」を客室乗務員が着用するほか、停車駅・到着駅では地元の人々による様々な「おもてなし」(土日祝日を中心に実施)も予定しているという。