【ニュース】 日本郵便と名工建設、中部圏最大級の複合ビル「JPタワー名古屋」を4月1日に全面開業、「名古屋駅バスターミナル」も供用を開始 愛知県名古屋市
2017.01.24
日本郵便株式会社(東京都千代田区、横山邦男社長)と名工建設株式会社(名古屋市中村区、渡邉清社長)は、一部先行開業していた中部圏最大級の複合ビル「JPタワー名古屋」を4月1日に全面開業する。
全面開業時には、新たに「KITTE名古屋」1階に6店舗が開店、先に開店した30店舗と合わせて全36店舗となるほか、施設コンセプトを「なごやらしさと、あたらしさを。」とし、新しい時代の「名古屋らしさ」を発信、街や暮らしに貢献する商業施設を目指す。
また、1階では「名古屋駅バスターミナル」が供用を開始、2階からJR名古屋駅までは貫通通路で直結し、地下1階では名鉄・近鉄・市営地下鉄各線へも接続するなど、計画していた事業は全て完成する。
あわせて5月10日には、5階に総合健診センター「名駅サテライトクリニック」を開設。
名古屋市立大学病院と医療法人いつき会とのアライアンスによって実現した大規模な総合健診センターがオープンする。
「KITTE名古屋」は、同ビルの地下1階~3階に位置する商業施設で、
2016年6月17日に開業。
4月1日の全面開業時には、1階「名古屋駅バスターミナル」側沿いに6店舗が開店する。
全面開業時の店舗面積は約4,650㎡、店舗数は36店舗(物販7店舗・食物販7店舗・飲食19店舗・サービス3店舗、郵便局・ゆうちょ銀行を含む)。
全面開業時に供用を開始する「名古屋駅バスターミナル」は、これまで名古屋駅周辺の道路上に分散配置されていた市バス停留所をに集約配置するもの。
施設面では歩車境界がガラススクリーンで分離され、安全・快適に利用できるようになるほか、多言語による営業案内・観光情報を入手できるタッチパネル式液晶モニターを備えた総合案内板が設置される。
延床面積は約6,300㎡、停車場数は18バース。
運営管理はジェイアールセントラルビル株式会社、乗入業者は名古屋市交通局・JR東海バス。
「JPタワー名古屋」の所在地は名古屋市中村区名駅1丁目1番1号。
延床面積は約18万㎡、貸室面積はオフィスが約8万㎡。
構造・規模は鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造・制振構造、地上40階・地下3階。
竣工は2015年11月11日。