【ニュース】 「肥前窯業圏」活性化推進協議会、東京・渋谷で期間限定イベントを開催、コンセプトは「観て、触って、体験できる器のミュージアム」 佐賀県佐賀市

2017.01.12
佐賀県・長崎県の関係自治体・機関で構成する「肥前窯業圏」活性化推進協議会は、Shibuya City Lounge(東京都渋谷区)で、期間限定イベント「肥前やきもの圏ミュージアム」を1月10日にグランドオープンした(プレオープンは1月6日)。

同イベントは、昨年4月に「日本遺産」に認定された「日本磁器のふるさと 肥前」の認知拡大を目的としたもの。
「観て、触って、体験できる器のミュージアム」をコンセプトに、新しいスタイルのカフェイベントとして展開する。
展示された陶磁器は、鑑賞するだけでなく、料理の器として選び、実際に使用する一連のプロセスの中で、「肥前やきもの圏」の陶磁器や当該エリアの魅力を「体感」できるという。
20170112肥前やきもの圏ミュージアム

期間中は、8つの市町で構成される「肥前やきもの圏」から取り寄せた器を使用し、佐賀・長崎両県の食材をふんだんに盛り込んだ特別メニューを提供。
ディナーメニュー「佐賀県産 ふもと赤鶏のトマト煮込みマレンゴ風 長崎県産 茄子と海老のチーズ焼き」の大皿とドリンクメニューのカップは、好みの器を選んで注文できる。
ランチメニューでは、計8種の器を楽しむことができるという。

また、店舗中央には、直径約1.2mの円形のモニュメントを設置、ディナーメニューで使用される7種の器の絵柄を投影し、来場者の目を楽しませる。
その他、器の展示と解説や、ポスター・バナー等による店内装飾、「肥前やきもの圏」の産地分布や特徴がひと目で分かるオリジナルランチョンマットなど、空間全体を「器のミュージアム」と見立て、国内屈指の「やきものの里」の魅力を発信するという。

「肥前やきもの圏ミュージアム」の開催期間は1月6日~2月5日。
1月6日のプレオープン時にはドリンクとランチのみ提供、1月10日のグランドオープン以降はディナーの提供も開始している。
開催店舗はShibuya City Lounge(東京都渋谷区宇田川町21-1 渋谷ロフト2階)。
営業時間は11時~23時、定休日なし。