【ニュース】 津軽海峡フェリー、2017年3月11日(予定)より「青森~函館」航路に新造船登場、カジュアルクルーズフェリー「ブルーハピネス」が就航 北海道函館市

2016.12.09
津軽海峡フェリー株式会社(北海道函館市、石丸周象社長)は、2017年3月11日(予定)函館発18便(17時30分)より、津軽海峡ロード「青森~函館」航路で就航中の「びなす」の代替船となる新造船「ブルーハピネス」を就航する(認可申請中)。

新造船「ブルーハピネス」の第1便は2016年12月11日の午前9時から受付開始予定。
これにより、全ての船舶が「カジュアルクルーズフェリー」となる。

カジュアルクルーズとは、「クルーズ(優雅・豪華)」と「フェリー(一般)」の間に位置する新たなカテゴリー。
「カジュアルクルーズ(上質)」仕様の船舶で、時間的にも価格的にも魅力的な船旅を提供するとしている。
20161209津軽海峡フェリー

新造船「ブルーハピネス」は、「ブルーマーメイド」並びに「ブルードルフィン」と同型船。
「災害時多目的船」として大規模震災時には救助活動に寄与できる設備を搭載し、燃料消費量の削減及びCO2排出量の削減が可能な最新鋭で環境に優しいフェリーとなる。
客室部のコンセプトは「カジュアルクルーズ」で、津軽海峡フェリーの全船舶で快適な船内客室、愛犬と一緒の乗船など利用客のニーズに合わせたサービスの提供が可能になるという。

先行予約は乗船日の3ヶ月前からWeb限定(台数・人数限定)で受付。
通常の予約は2ヶ月前の9時から電話・Web・各旅行代理店で受け付ける。

新造船「ブルーハピネス」の総トン数は約8,800トン、全長は約144m、速力は約20ノット。
定員は583名、積載台数はトラック71台または乗用車230台。
その他の設備は、エレベーター、レセプション、売店、エスカレーター、赤ちゃんルーム、キッズルーム、喫煙室、シャワールーム、自動販売機コーナー、ゲームコーナー、多目的トイレ。