【ニュース】 三菱地所レジデンス、参画する「メゾンドール早稲田」建替事業で建替組合の設立が認可、隣接する 国有地と一体敷地で建替え 東京都新宿区

2016.11.30
三菱地所レジデンス株式会社(東京都千代田区、小野真路社長)は、同社が参画中の「メゾンドール早稲田」建替事業で、「マンションの建替え等の円滑化に関する法律」に基づき、マンション建替組合の設立が11月24日付で新宿区長より認可されたと発表した。

同建替事業は、国有地(国家公務員宿舎)を隣接施行敷地としたもの。
国有地の有効活用による老朽マンション耐震化促進手法としても有意義な取り組みだという。

メゾンドール早稲田マンション(昭和46年竣工)は、東京メトロ東西線
「早稲田」駅より徒歩6分に位置し、諏訪通りの街路樹に面した地上7階建て、総戸数35戸の民間分譲マンション。
同マンションの南側には、国有地(国家公務員宿舎)が隣接していた。
20161130メゾンドール早稲田

同建替え事業は、築年数の経過に伴う建物の老朽化や耐震性能等の問題への対応から、約10年以上前より管理組合内で検討されてきた事業。
同社は管理組合と共に、隣接する国有地と一体敷地での建替えを検討、2009年6月に事業協力者に選定されている。
土地買収が困難な管理組合に代わり、2015年12月に同社が隣接国有地を取得、2016年2月には同マンションと隣接国有地による一体敷地での建替え計画が決議された。

今後は、2017年5月頃に権利変換計画の認可の取得を予定しており、建替え後は地上10階地下1階建、南側に都立戸山公園を望む総戸数
115戸のマンションへと生まれ変わるという。

建替え後のマンション所在地は東京都新宿区戸山3丁目1番1他(住居表示)。
建築敷地面積は約2,726.77㎡、延床面積は約1万571.00㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上10階地下1階建。
主要用途は住宅約115戸。
今後は、2017年5月権利変換計画認可、2018年4月本体着工、
2020年6月竣工の予定。