【ニュース】 伊豆急行と東京急行電鉄、横浜と伊豆を結ぶ観光列車の名称を「THE ROYAL EXPRESS」に決定、あわせて車両デザインも発表 静岡県下田市

2016.11.18
伊豆急行株式会社(静岡県伊東市、小林秀樹社長)と東京急行電鉄株式会社(東京都渋谷区、野本弘文社長)は、2017年夏から運行開始を予定している横浜と伊豆エリアを結ぶ新たな観光列車の名称を「THE
ROYAL EXPRESS」に決定、あわせて車両デザインも発表した。
同列車の運行開始にあわせ、横浜駅にカフェ・ラウンジを新設するほか、下田東急ホテルのリニューアルも実施する。

列車名称「THE ROYAL EXPRESS」には、「伊豆の素晴らしい魅力を、さらに感じて頂けるような、気品と特別感のある観光列車にしたい」という思いを込めたという。
車両デザインは水戸岡鋭治氏によるもの。
同列車のエクステリア(外観)は、列車の名称でもある「ROYAL」をイメージした「ロイヤルブルー」をベースとし、インテリア(室内)は、客車・食堂車・多目的車など、車両ごとに用途やデザインが異なり、乗車そのものに旅の楽しさを感じてもらえるような車両デザインとした。
20161118東急電鉄

また、名称・デザインの決定にあわせ、同列車をイメージしたテーマ曲も制作。
車内では、食事中に音楽の生演奏も予定しており、音楽を通じて乗車の思い出となるような演出を楽しめるとしている。

同列車の運行にあわせ、横浜駅では「お客さま専用ラウンジ」の設置を計画しているほか、伊豆急下田駅では駅前から寝姿山自然公園に向かう下田ロープウェイ寝姿山山頂駅の改修を計画、下田東急ホテルでは
2017年3月のリニューアルオープンを目指して客室・レストラン・ロビーなどの改装工事を実施している。

両社では同列車を通じ、世代を超えたひとりひとりの利用客に憧れを持ってもらえる豊かな時間の過ごし方を提供し、記憶に残る旅を手伝うことで、伊豆半島の魅力を国内外に発信するという。

「THE ROYAL EXPRESS」の運行開始時期は2017年7月(予定)。
運行区間はJR「横浜」駅~「伊豆急下田」駅(静岡県下田市)。
編成は8両編成・約100名。
なお、運行日や具体的な車内サービス内容の詳細は、決まり次第発表する。